コンセプト

OUR HISTORY orca(オルカ)銀座醸造所の歴史

老舗バーからブルワリーへ

orca 銀座醸造所は元々、老舗のバーであり、
1986年創業の「モンドバー」が起源です。

かつては、夜な夜な紳士・淑女の集まる社交場であり、
特別な時間を過ごす空間でした。

カウンターに立つバーテンダーは、
そんなお客様を楽しませるカクテルを考えます。

ジントニック一つ作るにしても、相手の様子を見て
ライムの濃さ・炭酸の強弱・度数の調整を
微妙に変えるのです。
(お口に合わなければ作り直しです…)

この会話を超えたコミュニケーションで、
お客様との距離を縮めていく
カルチャーが存在しました。

しかし世間では、
大量生産・消費、少子化の流れが加速し、
モノ・サービスを均一化すると、
「目の前の人を喜ばせることが難しくなってきた」
と感じました。

そこでかつての特別なお店を再建すべく、
2015年 ビール醸造免許・取得後、
私たちバーテンダーは自らビールを作り始めました。

オーセンティックバー「ブリューインバー モンド」 オーセンティックバー「ブリューインバー モンド」

OUR RESTART Brewin’orca(オルカ)銀座醸造所のコンセプト

もっとお客様に近く、
もっと創造的なビールは何か?

老舗モンドバーにルーツを持つ
児玉亮治 (現オーナー兼バーテンダー)は経営を引き継ぎ、
ブルワリーとして再出発しました。
そして、ブルワースタッフと協力し、
これまで数百種以上のビールに挑戦してきました。

しかし、周囲からは猛反対を受けました。
「地ビールってあの美味しくないやつか」
「コストに見合わない」
「銀座では流行らない」
それでも私たちは、ビール造りをやめませんでした。

モノづくりは今も昔も存在します。
例えば、寿司屋は目の前で寿司を握る、
蕎麦屋は店主が蕎麦を打つ、
それが酒であれば数週間前に醸したビールを
提供することと何ら変わりません。

どんなに時代が変わっても、
この温もり・想いのこもったサービスは
消えてはなりません。
いつしか私たちは
「もっとお客様に近く、もっと創造的なビールは何か?」
と考えるようになりました。  

orca(オルカ)銀座醸造所 orca(オルカ)銀座醸造所

OUR CHALLENGE Brewin’orca(オルカ)銀座醸造所のコンセプト

古きを知り新しきを知る、
バーの精神を紡ぐブルワー

2024年、現在は orca銀座醸造所として
リニューアルしました。

ここにいるスタッフは、
飲み手を想像しながら造ったビールを
自らお客様に提供しています。
また時には、カクテルを作るように
自由に発想を組み合わせて季節限定のビールを作り、
毎月お客様を飲み飽きさせません。

近年は、女性のクラフトビール需要や
外国人観光客層も増えている為、
フロアに活気が出てきており、
同時にビールのテイストも多様化してきています。

しかし、どんなに時代が変わっても、
1985年創業と変わらないスピリッツで、
温もりあるお酒を造り続けています。

orca 銀座醸造所のシンボルマークのシャチは、
高度なコミュニケーション能力を駆使し、
少数精鋭で行動する海中最強の動物です。

銀座でモノ造りを成立させるにも同様に、
このワンチーム力が欠かせません。
スタッフは皆、仕事に壁を造らず、
それぞれが同じ目標を持って
日々チャレンジしています。

オーセンティックバー「ブリューインバー モンド」 オーセンティックバー「ブリューインバー モンド」

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